「今夜は最高!」と言い合いたいね、と
ギタリスト曽山良一と朗読アーティスト五十嵐いおりで スタートしたライブの企画。 ルールは三つ。 1どちらも楽屋に下がらないこと(出ずっぱり) 2かわるがわるに演奏すること 3かっちり決めちゃわないこと ま、60代、いわばベテラン世代の わがままライブというわけです。 でも、本当に楽しかった・・・。 やってみたかったことを それぞれ叶えることができた夜。 例えば、 曽山さんが50年温めていた 童謡をジャズアレンジで演奏するという素敵な試みを。 私は、 童謡をスローイングで朗読したいという小さな夢を。 一気にかなえちゃった「七つの子」。 例えば、 寒い季節に 独りラジオドラマのように読みたいという私の挑戦を、 心情に寄り添うアドリブで曽山さんが支えてくれた 「雪の気配」(原田マハ) 曽山さんが泣いていたというお客様情報あり!? 大切な人の元へ帰りたいという気持ちに寄り添い、 続いた曲は沁みる「Georgia on my mind」 例えば、 曽山さんが作曲した楽曲を CDと全然違うアレンジで演奏して 私の勝手な創作物語とパッケージにした 「北風と太陽」。 とにかくやりたい放題で楽しかった! でも、 コンサートのスタートは、 先日お亡くなりになった谷川俊太郎さんの詩でした。 訃報の前から決めていた作品でした。 予定通り読みました。 ちょっと色っぽい「ほんの少し」。 追悼っぽくなかったけれど、 私は谷川俊太郎さんの、艶っぽさが好き。 だから・・・。 読みながら、胸がキュンとなりました。 宇宙の微塵となった俊太郎さん、聞いてくれたかな・・・。 そして、男性のお客様を震え上がらせた 向田邦子「花の名前」も好評でした。 そうそう、それから! 曽山さんのたって演奏する姿を見せてほしい!!という 私たちの希望に応えて、 「引き潮」の切ないメロディを熱演! かっこよかったー!! 大人のやりたい放題の空気は お客様も幸せにできたみたい・・・ ゆるまって、楽しんで、 大人でよかった!と思えた夜。 ご来場のお客様、本当にありがとうございました。
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Author五十嵐いおり Archives
11月 2024
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