先日、若い女の子のサードプレイス作りをしている仲間に誘われて、参加してきました。
よく、家庭と職場の他にもう一つって聞きますよね。 よくわからない、サードプレイスって何か知りたいな、という思いがあったのです。 いってみて分かったのは、何かをやろう!しましょう!といった場所ではなく、ゆったりと安心して、居るだけでいいという場所なんですね。 説明しにくいわけです。 何をしているかというと、お菓子を並べて、みんなでおしゃべりしたり、個別に語っていたり、出会いもあったり。 片隅では、カラーセラピーをやっていたり、生理痛について知識をくれる人が話していたり。 そんな中で私は「100万回生きたネコ」を朗読しました。 これがいい!というリクエストに応えて。 女の子たちの顔を見て気づきました。 ほんの10年前には、お母さんに読み聞かせしてもらっていた年代、まだ記憶も新しいだろうな・・・と。 同時に、一度も読み聞かせなんてしてもらわなかった・・・と思い起こす女の子もいるだろうな・・・と。 こんな時は(いつもそうですが)余計なことは考えないのが一番。 ただここにある一冊の絵本を読ませてもらう役目に徹すること。 絵本と場の空気に任せて・・・。 佐野洋子さんのメッセージはきっとなんらか女の子たちに伝わったと思います。 実は読み手の私も、何十回も読んでいるのに、泣きそうになりました。 つまらない気持ちで、仕方なく、人任せな人生には、虚しさしかない。 喜んで、明るく、意識的に生きていかないと、本当の幸せに満たされはしないんだと・・・。 サードプレイスに参加してよかったな・・・。
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Author五十嵐いおり Archives
10月 2024
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