やっと見られました。「ドライブ・マイ・カー」。
カンヌで脚本賞を取るなどアカデミー賞にも近いとされる邦画。 濱口竜介監督はすごいですよ。 赤いサーブを走らせながら、未来と過去も行き来し、自分と他者を行き来させてしまう。 しかも方向は自由自在。 私は村上春樹の原作を読んだことはないけれど、どうなんでしょう。チェーホフの戯曲がこんなふうに扱われているのでしょうか。見事な脚本! 春樹、外国語、手話、韓国、演劇、サーブ・・・ すでに素材からボーダレスだなって思いました。 アカデミー賞ノミネート作品の発表が楽しみです。 そうそう、役者は、まさに役者揃い!? もちろん西島秀俊も貫禄というか間違いのないうまさだけれど、びっくりしちゃうのが三浦透子! こんなに芝居くささを抜けちゃう女優って、すごいと思う。 北海道の寒村の出身という設定ですが、実際北海道出身のようですね。
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先日、若い女の子のサードプレイス作りをしている仲間に誘われて、参加してきました。
よく、家庭と職場の他にもう一つって聞きますよね。 よくわからない、サードプレイスって何か知りたいな、という思いがあったのです。 いってみて分かったのは、何かをやろう!しましょう!といった場所ではなく、ゆったりと安心して、居るだけでいいという場所なんですね。 説明しにくいわけです。 何をしているかというと、お菓子を並べて、みんなでおしゃべりしたり、個別に語っていたり、出会いもあったり。 片隅では、カラーセラピーをやっていたり、生理痛について知識をくれる人が話していたり。 そんな中で私は「100万回生きたネコ」を朗読しました。 これがいい!というリクエストに応えて。 女の子たちの顔を見て気づきました。 ほんの10年前には、お母さんに読み聞かせしてもらっていた年代、まだ記憶も新しいだろうな・・・と。 同時に、一度も読み聞かせなんてしてもらわなかった・・・と思い起こす女の子もいるだろうな・・・と。 こんな時は(いつもそうですが)余計なことは考えないのが一番。 ただここにある一冊の絵本を読ませてもらう役目に徹すること。 絵本と場の空気に任せて・・・。 佐野洋子さんのメッセージはきっとなんらか女の子たちに伝わったと思います。 実は読み手の私も、何十回も読んでいるのに、泣きそうになりました。 つまらない気持ちで、仕方なく、人任せな人生には、虚しさしかない。 喜んで、明るく、意識的に生きていかないと、本当の幸せに満たされはしないんだと・・・。 サードプレイスに参加してよかったな・・・。 サボってばかりですみません!。
今年最初のブログです。 どうぞ本年もよろしくお願いいたします! 去年はHPが突然消滅するというアクシデントに見舞われまして、1から作り直したこのページ。 少しづつ皆様にも見ていただけるようになりました。 ありがとうございます。 昨日は妹と二人で、祖母宅の屋根の雪下ろしそしました。 小屋根なので、それほどの高さはないんですが、緊張しましたよ。 濡れた屋根って滑るんです。 足下に注意しながら、雪をスコップに積んで、ひさしの方に集めて、屋根から滑り落とす、という作業です。 滑るので、自然にへっぴり腰になっちゃうんですよね。 腰痛必死。 毎年除雪中に屋根から転落という事故を、アナウンサーとしてニュースで読むたびに「お年寄りだから無理したんだろうな・・・誰かやってあげればいいのに」なんて内心思っていました。 今や、お年寄りに近づいてきたか!!? 自分ごととして注意しなきゃ。 皆様も、それぞれの場所で、雪や寒さや新型コロナウィルスにご注意なさって、 元気に、明るく、立春へ向かいましょう!! |
Author五十嵐いおり Archives
7月 2024
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