やっと見られました。「ドライブ・マイ・カー」。
カンヌで脚本賞を取るなどアカデミー賞にも近いとされる邦画。 濱口竜介監督はすごいですよ。 赤いサーブを走らせながら、未来と過去も行き来し、自分と他者を行き来させてしまう。 しかも方向は自由自在。 私は村上春樹の原作を読んだことはないけれど、どうなんでしょう。チェーホフの戯曲がこんなふうに扱われているのでしょうか。見事な脚本! 春樹、外国語、手話、韓国、演劇、サーブ・・・ すでに素材からボーダレスだなって思いました。 アカデミー賞ノミネート作品の発表が楽しみです。 そうそう、役者は、まさに役者揃い!? もちろん西島秀俊も貫禄というか間違いのないうまさだけれど、びっくりしちゃうのが三浦透子! こんなに芝居くささを抜けちゃう女優って、すごいと思う。 北海道の寒村の出身という設定ですが、実際北海道出身のようですね。
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Author五十嵐いおり Archives
7月 2024
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